青森県営 浅虫水族館ホーム

イカの生態について、なるべく詳しく教えてください。

スルメイカ(虹彩)

浅虫水族館で飼育しているスルメイカで説明いたしますと、日本周辺のスルメイカには、3つの系統があるとされています。それは、それぞれの生まれた時期や回遊コースなどが異なるもので、冬生まれ、秋生まれ、夏生まれの系統に分けられます。

浅虫水族館で飼育しているものは冬生まれの群と呼ばれるもので、これは九州西南部海域で産卵されたものが列島沿に北上し、夏頃青森県近海に達するという群れです。確かにスルメイカは夏から秋にかけて旬と言えるのですが、青森県近海にこの時期しかスルメイカがいないというわけでもありません。

浅虫水族館で夏場にしか展示を行っていないのは、展示水槽がウミガメ水槽を利用しているため、ウミガメを屋外水槽に移動できる夏場しか展示ができないという事情と、寿命が短く、飼育も非常に難しいので通年展示が困難であるということからで、夏場の季節展示としています。

また、イカの泳ぎかたですが足の付根付近に漏斗と呼ばれるものがありますが、これは排泄物、墨を出すほか泳ぐ時にも使います。漏斗から噴出するウォ-タージェットの反動で後方へ進み、前進する時は漏斗を180度回転させジェット噴流を後方へ向かって出します。体の向きを変えたい時は、漏斗を曲げてその反対方向へ水を吹き出して回転します。

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