青森県営 浅虫水族館ホーム

腔腸動物 (クラゲやイソギンチャクの仲間)(毒をもつ生き物)

アカクラゲ
(旗口クラゲ目オキクラゲ科)
アカクラゲ
日本各地でミズクラゲの次に良く見られる種で、直径20cm程の傘(さん)に赤茶色をした放射状の縞模様が有ることから『連隊旗クラゲ、ハクションクラゲ』などと呼ばれる事があります。
傘の下に伸びる触手に刺胞(しほう)と呼ばれる毒の発射装置があります。
皮膚を刺されてもかなり痛いですが、目に入ったりするとそれはもう大変ですから気をつけましょう。(筆者も以前、採集中に目の縁を刺されて、泣いた泣いた…)
キタカギノテクラゲ
(ヒドロ虫目ハナガサクラゲ科)キタカギノテクラゲ
日本海や陸奥湾に生息していますが、体が透明で傘の直径が15~25mmと小型なため目に付きにくい種です。
海藻類の繁茂した磯回りを泳いでいて、特にクラゲらしきものも見当たらないのに、露出した皮膚にピリピリした痛みを感じた場合は本種による被害が考えられます。
刺された部分が広範囲にわたる場合は、重い症状となることがあり、ロシア極東沿岸でも多くの被害が報告されています。
アンドンクラゲ
(立方クラゲ目アンドンクラゲ科)アンドンクラゲ
北海道以南の日本海および青森県以南の太平洋から知られています。
遊泳力、刺胞毒ともに強いことで知られ、刺されると激しく痛み火傷に似た炎症を起こします。
このため英語圏では「海のスズメバチ」(Sea Wasp)と呼ばれ恐れられています。この仲間には毒の強いものが多く、国内では沖縄近海に時として死亡原因となるハブクラゲ(Chiropsalmus属)が、オーストラリア北部沿岸には最強の殺人クラゲ キロネックス(Chironex属)が生息しています。
シロガヤ
(ヒドロ虫目ハネガヤ科)シロガヤ
青森県から沖縄県までの浅海で普通に見られます。
岩礁に付着して生活し、群体は高さ10~20cm程になります。
羽状の枝が伸びた姿は植物のようにも見えますが、実はクラゲやイソギンチャクと同じ腔腸動物の仲間で同じく刺胞毒をもっています。磯遊びや海水浴等のおりに誤って触れると、その部分がヒリヒリ痛みやがてミミズ腫れになります。
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